パン焼き始めました~♪
ブログのお友達がみなさん上手にパンをお焼になるので、刺激を受けて私もパン作りを始めたのです。
でもパンを焼くのは初めてではないのでした。
実は私がパン作りを始めたのは結構早くて、そのせいもあってHB(ホームベーカリー)の黎明期(確か1982年頃)には、当時勤めていた会社でHBの開発にも携わっていたりします。
Wikiには1987年3月頃に松下電器産業(現・パナソニック)、船井電機が相次いで製品化しと書いていますが、実際はそれ以前、つまり私がHB開発に携わった時期には、既に船井電機がガスコンベックスオーブンより大きなサイズで、でも一斤焼きの自動パン焼き機(勿論ガスではなく電気です)を出していました。
最初のHBは一斤焼きでもそれくらい大型で、値段も超高価でした。
研究用に購入して実際色々テストに使ったのですから、確かな事実なのですが、この辺の事は船井電機のHPにももう見つかりません。
丁度この頃に、サンジェルマンのエクセルブランという、当時ではそれは素晴らしい山食が発売されて、このエクセルブランと同程度の山食を自動で焼けるHBというのを開発の目標にしました。
美味しいパンを上手に焼くコツが判らなければ、HB開発なんて出来る訳もないのですから、その当時は仕事の一環としても、腕はともかくも回数は焼いたのです(笑)。
一方家庭では、仕事を持った男子が時間のかかるパンをいつも焼くのは不可能なことです。
家内が焼けば、何時でも自家製の焼きたてパンを食べれるのですから、家内に覚えてもらうつもりで、時間を見つけて家庭でも何度か焼いたのです。
でも亭主がパンが焼けるならこんな便利なことは無いと、家内は全く覚えようとせず(爆)、効果が無いものだから、結局焼かなくなって今に至ってます。
最後にパンを焼いてから、もう20年以上経っている筈です。
なので、忘れていることを思い出し、思い出し、まずは山食から焼いてみました。
初回ですからいきなりハードルは上げないで、小麦粉は昔よく山食に使って慣れているスーパーキングを使用し、ドライイーストで、でも卵は使わないシンプルな山食にし、良く釜伸びするようにコールドスタートで焼成しました。
今使っているオーブンレンジでパンを焼くのも初めてなので、釜の癖も皆目判りません。
釜伸びは悪くはなかったようですが、案の定、焼き色のつき方はちょっと今一です。
上のクラストは随分焦げてしまった割りに、サイドの焼色はまだまだですから、もう少し位置を下げて焼く必要があるようです。
粗熱を取っている段階で、ひとりでにペキッ、ペキッっとクラストにひび割れが入っていく音は、久しぶりに聞く小気味良い音。
でもひび割れの量が足りないのは不満です。個人の好みからは、もっとベキベキにひび割れて欲しい。
ケービング(腰折れ)は一応大丈夫のようです。
二つに割って見ると、クラムの引きの良さは中々いい感じです(下写真)。
あぁ!このごつい手は私の手ではなく家内の手だったりしますよ(笑)。
味は上々!20年ぶりに焼く山食ですから、考えていたよりは上出来です。 ・・・実は、相当酷いレベルを考えていました。(^^;あはは!
次回は釜の癖も少し判ったので、もう少し完成度を上げることが出来るかな。(^^)
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