続2・野のキノコ
MAPに無い道や獣道のような細い道を見つけると、何処に続くのか、どんな景色が出てくるのかどうにも気になって、必ず分け入っては、あっちへウロウロ、こっちへウロウロと、かなりアップダウンのある里山道を早足で15km、4時間くらい歩いて(さまよって?)帰ってきます。
散策中は色々な動植物を目にします。
この季節は殆どが地味なサルノコシカケの仲間だけになってしまって、面白さは半減だけれど、散策中に目にする野のキノコもその一つです。
常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコのそんなケースで、正しいキノコ名をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
さて、カワラタケとチクセツニンジンから抽出する五井野プロシージャを教えて頂いたあきちゃんが、キクラゲを採取されていました(その記事)。
この季節は、食べられるキノコには縁が無いと思っていたので、お聞きしたところ、「今の季節は枯れ木に乾燥木耳がくっついてるのをお探しになったら発見できるかも知れません」とのことでした。
キクラゲが採れる可能性があるとなると、散策にも楽しみが増します。
早速、先週の日曜(2/26日)の散策で少しキクラゲを念頭において歩いてみました。
目がキクラゲ目になっていると、早足で歩いていても、一瞥で発見出来るもので、すぐ見つけたのです。
ここは、MAPに無い鎌倉古道のうちの一つ。
倒れている枯れ枝のあちこちに付いているこれは、あきらかにキクラゲ系!
キクラゲより形がブヨブヨとしているからタマキクラゲってやつでしょうか。
雨の後だったので、ブヨブヨっと膨潤していて、しっかりフレッシュな状態です(下写真)。
キクラゲに似たキノコに毒キノコは無かった筈ですから、味見だけはしてみようかと、少しだけ採取してきました。
家に戻って、採取してきたキノコをアチコチNETで調べてみましたが、やはりタマキクラゲのようです。
そして、記憶通り、キクラゲに似たキノコには毒キノコは無いことも再確認できました。
採集してきたタマキクラゲを水に漬けて洗いました。
キクラゲとちがって、形も判らないブヨブヨっとした感じだったのに、水に放してみると、形もしっかりしているし、何だかいい感じじゃありませんか(下写真)。
早速、タマキクラゲ入りのトロミラーメンに仕立ててみたのです(下写真)。
キクラゲに似たキノコには毒キノコはないとは判っていても、自分の鑑定だけでいざ食べるとなると、これがなかなか、怖いのです。
確かに似たキノコに毒キノコはないかも知れないけれど、これはそもそもキノコではない別のスットコドッコイな奴ではないだろうか?とか、色々不安な妄想が駆け巡ります(爆)。
でもラーメンに乗かっている状態では、見た通りしっかりキクラゲ然とはしているのです。
これを見せて、何だ?と訊ねたら、100人中100人がキクラゲと答えるに違いありません。
勇気をだして、恐る恐る口に入れてみました。
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・・・・ヽ(゚口゚ヽ;)うっ・・・・・お腹が! ヾ(・`ε´・;) ウソウソ!・・・(笑)
・・・・
いけないような味は無いです。
いや、そもそもあまり味がありません(これは想像通り (^^;) )。
アラゲキクラゲのようなコリコリ感もなく、ブヨブヨっとしたゼラチン感。
タマキクラゲは通常のキクラゲと較べても、元々ブヨブヨっとした外観ですから、外観通りの食感です。
勿論、食後にお腹をこわしたりとかはありませんでした。
味的には無理やり食べる程のものでもなかったけれど、自分の鑑定だけで初めて食べたのですから、これはこれで大きな一歩です。
でも、キクラゲでこれだけ怖いのですから、普通のキノコ型のキノコを自分の鑑定で食べるなんて、当分無理ですナ(笑)
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