続4・野のキノコ
MAPに無い道や獣道のような細い道を見つけると、何処に続くのか、どんな景色が出てくるのかどうにも気になって、必ず分け入っては、あっちへウロウロ、こっちへウロウロと、かなりアップダウンのある里山道を早足で15km、4時間くらい歩いて(さまよって?)帰ってきます。
散策中は色々な動植物を目にします。
寒い季節は殆どが地味なサルノコシカケの仲間だけでしたが、暖かくなって、見つけられるキノコの種類も多くなってきました。
常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多いのです。
掲載したキノコのそんなケースで、正しいキノコ名をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 前回は続3・野のキノコ
折角の連休は仕事の締め切りに追われていて、何処にも行けませんでした。
仕事の息抜き時間に、ストレス発散のキノコ探しの連休でした。
5/3日
既にアミガサタケを収穫したポイントで、新たに発生したようなアミガサタケ(多分トガリアミガサタケ)を1本だけ発見。
結構綺麗で良サイズです(下写真)。
5/4日
近所のまだキノコを探していない公園に1時間くらいのキノコ探しの散歩です。
途中の小さな緑地でキクラゲを発見(下写真)
ここにも!(下写真)
でも、キクラゲは今日は間に合っているので、脳内のキノコMAPに場所だけインプット♪
目的の公園に着きました。
早速見かけたキノコはベニタケの仲間?
この類は似たものがいくつもあって判らない上、食べられるものでも美味しくないという話ですから、同定にはあまり意欲が沸きません(笑)・・・やっぱり食欲は重要です(^^;ゞ
これは?
これはカタツムリ。
こちらも毒は有りませんから、食べようと思えば食べれますけど(笑)・・・食欲が沸く筈もありません(下写真)。
一見美味しそうなキノコを発見!(下写真)。
傘裏を見たら何とハチノスタケのような粗いアミ目状(下写真)。
これはアミスギタケに間違いないでしょう。
サルノコシカケの仲間には見えないキノコだけれど、サルノコシカケ科タマチョレイタケ属です。
毒はないけど、残念ながら食用価値も無いそうです。
こちらはツチグリ成菌(下写真)
内部が未だ白い幼菌は食べれるそうだけれど、食べたいとは思えません(笑)。
ここはとても広い公園。
アミガサタケが生えていそうな場所を見つけて、探してみたら見つかりました♪
やっぱりアミガサタケが有りそうな場所はピンと来ます。(下写真)
ここにも~♪
ここは、生えている範囲が結構広い(下写真)。
こちらは、トガリアミガサタケ。(下写真)
この日収穫したアミガサタケ。
トガリアミガサタケの方が多そうです(下写真)。
この日の一番大きな奴はこれ!
アミガサタケの季節も、そろそろ終わりのせいか、これも少しくたびれています(下写真)。
二つ割りにして良く洗ったあと、全部ディハイドレーターでカラカラに。
あれだけあったのに乾燥重量はたった34.0g(下写真)。
こんなキノコも見つけました。ナヨタケ属のキノコでしょうか?(下写真)
傘裏はヒダ、軸は中空で割れやすく、ツバ、ツボとも無しです(下写真)。
NET上の色々な図鑑でみると、アシナガイタチタケが最も近そうに思えますが、よく判りません。
苔とこの菌をアップにした世界は、もう小宇宙です(下写真)。
5/5日
近所の公園の中でまだアミガサタケを探していない公園に行ってみました。
ざっと感覚センサーに反応する所を探してみたら、案の定発見!(下写真)。
この公園内の怪しいところをぐるり一回りして、収穫したアミガサタケはこれだけ(下写真)。
結局住んでいる周りにもアミガサタケは沢山あって、探し方さえ覚えたら沢山見つかるってことなのでしょう。
連休も終わった5/8日。
お昼時間の散歩中に見つけたキノコは上にも出てきたアミスギタケ。
この菌は必ず枯れ木に生えているような気がします。
散歩の帰路でアミガサタケを1本見つけ!これはオオトガリアミガサタケ?(下写真)
ただのアミガサタケでもトガリアミガサタケでもオオトガリアミガサタケでも、どれでも食べられるので、これらの間の同定には余り興味がありません(笑)。
味の違いがあるのでしょうか?
5/9日
いつものお昼時間の散歩で、私の脳内キノコMAPのアミガサタケゾーンとキクラゲゾーンの一つを廻ってきました。
見慣れないキノコを発見!(下写真)
傘径は1~2cm、傘裏は真っ白で密なヒダ、柄は中空ではなく、ツバ、根元のツボとも無し。
NET上のキノコ図鑑を見ても、何のキノコか良く判りません。
ツバナシフミヅキタケにも似ているし、ニガクリタケにも似ているような。
ニガクリタケなら猛毒菌です! (i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ
肝心のアミガサタケはというと、少し見つかりました(下写真)。
これが、この日の昼の散歩の収穫。
左がキクラゲ、右がアミガサタケです(下写真)。
5/11日
いつものお昼の30分くらいの散歩を兼ねたキノコ探しです。
ここは私の脳内キノコMAPのキクラゲゾーンの一つ。
枯れ木から生えている1本のキノコ。
傘表は黒っぽく光沢があり、傘裏は真っ白で密なヒダ、柄は中空ではなくしっかりした柄でツバ、根元のツボどちらも無しです。
傘径は1.5cmくらいのまだ幼菌です。
匂いはキノコの美味しいそうな匂い。
NET上の図鑑で調べてもよくわかりません。
調べた中では、ウラベニガサ幼菌が一番近いような気がします。
少し離れた所で木の根に沿ってあちこち生えているキノコを発見!
傘表の色は上のキノコに近い黒っぽい色だけれど、こちらの傘表には同心円状の環紋。
他の特徴でも、明らかに同じキノコでは無いように思えます。
まず生え方が違うこと。
次に上のキノコは柔らかいけれど、こちらのキノコの傘は少し固くて脆い。
匂いも、こちらは上のキノコのような良い匂いはしません。
そして大きな違いは傘裏のヒダの粗さで、こちらのヒダはかなり粗いのです(下写真)。
こちらのキノコは、NET上の図鑑で調べたところ、ヒロハシデチチタケに該等するような気がしますが、 残念ながら、乳液が出るかどうかのチェックはしませんでした。
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