白樺湖オフ会「山菜の会2012」
これはわらびさんの白樺湖山荘に、料理好きのお友達で集まって、料理を作りまくって楽しく遊びましょうというオフ会で、この前は「キノコの会」だったけれど、今回は「山菜の会」です。
前回のキノコの会の記事はこちら( 白樺湖でキノコの会 Part1 、白樺湖でキノコの会 Part2)
今回の参加は、主催者のわらびさん、ふみえさんご夫妻と愛猫ショコラちゃん、東海組がmiyakoさんと息子さんのコウちゃん、楽子さんご夫妻、カイエさんご夫妻とチビ姫ちゃん、東京組がonoさんご夫妻、ポメマルさんご夫妻と愛犬ハンナちゃん、そして私達夫婦の総勢15人と2匹です。
いつも参加しているFujikaさんは直前で都合が悪くて不参加になりました。
日程の都合がついた、miyakoさん、カイエさん、ポメマルさんは1日の前夜祭から参加しています。
仕事の締め切りで修羅場中の我が家は、2日の早朝出発です。
何とか行く前に当面の仕事を片付けてという目論みだったのですが、結局片付かず(まあ、予想通りだけど)、とり合えず棚上げしての出発になりました(笑)。
白樺湖山荘はもう何度か行っているので所要時間も想定内。自宅を早朝4時30分に出て2時間ちょっとで、山荘にすんなり到着しました。
当日組の楽子さん、onoさんは未だ到着していません。
これは、着いて早朝の白樺湖。
白樺湖ですから、朝靄の白樺林を通って、
白樺湖です。
着いてすぐ、前日組みと一緒に朝食を頂きました(下写真)。
スープはふみえさん特性のアミガサタケ(モリーユ茸)のスープ(下写真)。
フランスでは超高級品のモリーユ茸がタップリ入った、何とも贅沢な美味しいスープです♪
私の周りではアミガサタケの季節はとうに終わったのですが、白樺湖は気温が低いので、今がアミガサタケが真っ最中のようです。
朝食後は車で3時間程、恒例の佐久の産直めぐりです。
産直めぐりから帰ったら、楽子さんご夫妻は既に到着していて、不思議なものを頂きました。
これは楽子さんが名古屋で開催されたタイフェスティバルで購入されたもので、スイートタマリンドなるもの(下写真)。
私の知っているタマリンドはペーストになっていて、酸味が強い、トムヤンクンの必須アイテムです。
じゃ、これがペーストになる前のものかというと、どうも種類がちょっと違うようで、この殻を剥いて食べてみると、ドライフルーツのような味で凄くおいしいのです。
家内は相当ツボに入ったようで、すっかり気に入っていました。
onoさんご夫妻はまだ来ていないけれど、皆で山荘の敷地内でわらび採りです。
この山荘は敷地も広く、あちこちにわらびが沢山生えています。
皆で手分けして採ると、あっという間に随分採れます(下写真)
他の山菜(山独活、タラノ芽、ウコギ、コシアブラ、ヨモギなど)やアミガサタケも採れました(下写真)。
採ったわらびは長さを揃えて、容器に入れ(下写真)、
灰をタップリ振りかけた後、お湯を一杯に注ぎいれ、わらびが浮かないように、上に皿を乗せて一晩アク抜きです(下写真)。
わらびさんが新百合丘のケーキ屋さんから買ってきたというケーキを、お昼代わりに頂きました。
私は丸い方を頂きましたが、何かの賞を取ったケーキらしく、さすがに凄く美味しいのです♪(下写真)
ケーキを食べて一休みしたら、そろそろ食材の下処理とか色々あります。
私の場合はカイエさんが持ってこられた、鮮度抜群の魚(ウマズラハギ、本カワハギ×2、イトヨリ、そして大物アイ)の処理を仰せつかっていますので(笑)、早速始めました。
これが私も初めて捌くアイです。
この魚は色々な名前で呼ばれるようで、イラという名前の方が通り名のようです。
甘鯛を太らせたような外観をしていますが鱗の大きさが全然違います。
全体の大きさがわかるように比較用に100円玉を載せましたが、大物です(下写真)。
実はこれを捌くのは相当てこずりました。
私は通常、出刃を使って鱗を取るのですが、この鱗は大きくタフで出刃を受け付けません。
止む無く、手で引っこ抜く形で取ったのですが、鱗の数は多いですから全部取れた時には、握力がもうすっかり無くなってしまって、包丁が上手く握れず、力も入らないものだから、頭を兜割りにするのも大変だったのです。(^^;ゞ
それでも何とか三枚におろして、半身は湯引きにして昆布締めにして置きました。
広いキッチンなので、皆で同時にキッチンに立てます。
途中でonoさんご夫妻も到着です。
お互いにお手伝いしながら、和気あいあいで作りに作った料理がこんな感じです♪
カイエさん作、キャベツのスパイス風味(下写真左)。
そして、miyakoさん作、朴葉寿司(下写真右)
楽子さん作、トマトとモズクのサラダ(下写真左)。
そして、ポメマルさん作、ポークテリーヌ(下写真右)
カイエさんと私の合作で昆布締めアイの笹寿司(下写真)。
そして家内の砂肝サラダ(下写真)。
私の湯がき蛸卵(下写真左)
そしてふみえさん作の山独活酢味噌(下写真右)
ふみえさん作の山菜料理2種(下写真左)
そして家内作の魚卵の甘辛煮。これはカイエさんがお持ちになった魚に入っていたもの(下写真右)
私作で、カイエさんがお持ちになったカワハギ(ウマヅラハギと本カワハギ)の薄造り(下写真左)。
そしてそのカワハギの兜煮で、こちらは家内作(下写真右)
カイエさんのゴボウの味噌漬け、コウちゃんのタルタルソース、miyakoさんのえんどう豆、ベビーコーン、筍の煮物、わらびさんの糠漬け(下写真左)。
カイエさんの花山葵のこぼれ梅漬け(下写真右)
ポメマルさん作の鯖缶と筍の煮物。確かこれは、鯖缶と筍を何とかしてと、無茶振りで作らされてたような(笑)(下写真左)
そして、私の豚モツ(腸と胃)と筍のトマト煮。(下写真右)
ポメマルさんの焼ソラマメ(下写真左)。
そして楽子さんのベトナム風ハスの実入りハスの葉包み蒸しごはん(下写真右)。
蓮の実なんて、初めて食べたけど、美味しかったです。
miyakoさん作の杏仁豆腐(下写真左)。
そして私作のアイのアクアパッツア。カイエさんのアイの半身を使いました(下写真右)。
ポメマルさん作手打ちオレキエッティのペペロンチーノ(下写真左)。
オレキエッティ作りはふみえさんと私の家内も手伝っていました。
そして私が持ってきたシャコ(下写真右)。
でも私は持ち込んだだけで、茹でてくださったのはわらびさん、剥きやすいように腹の両側にハサミを入れたのは私の家内ですから、わらびさんと家内の合作です。
onoさんのアラブ料理、コシャリ(下写真左)。
同じくonoさんの豚肉の煮物(下写真右)
テーブルの上をあらかた撮った筈なのだけれど、写っていないものが随分あります。m(_ _)mゴメンネ!
カイエさんのチキンマライティッカと白マッシュルームのファルシ。
miyakoさんの魚と干しアサリの揚げ物、島ラッキョウ塩漬け。
この魚の揚げ物の魚は、カイエさんがお持ちになったイトヨリやコウちゃんが釣った虹鱒だった筈。
ポメマルさんの極太アスパラの昆布締め
onoさんのマムール
私のビーツと自家製ベーコンのスープも撮りわすれました(笑)
とにかく、凄いでしょ!!
誰がこんなに食べるんだ~!ってくらいお料理が並びました。
沢山作ったものだから、食べ始めたのは8時で、楽しい宴会は続きました(笑)
・・・そして翌日。
帰る日の朝食ですから、前日の残りを全部片付けなければなりません。
昨日の食べきれなかった分をメインにした朝食バイキング。
考えたら随分豪華な朝食バイキングです(下写真)。
ふみえさんがイタドリの炒め物を作ってくださいました(下写真左)。
イタドリはスカンポの仲間です。なのでイタドリも自然な酸味があって、なんだかとても美味しい♪
そしてこちらは、カイエさん作アイの兜焼(下写真右)。
このアイの頭はおでこの辺りがブルンブルンと肉厚なゼラチン質の固まりで、美味しいのです。
わらびさんが牛肉を出してきて、塩胡椒しています。
本当はこれは前夜用に用意していたらしいのですが、前夜は食べるものが沢山あったので、今朝に切り替えたのだそうですが、霜降りで、目の保養になるくらいの何とも素晴らしい牛肉です。
朝からこんな豪勢なステーキを食べてしまいました。 超ウマ━━∑Σ(゚Д゚●ノ)ノ━━ィィイイ!!
アイのカマからはアイのアイ(鯛中鯛)がでてきました(下写真)。
コレクションに又レア物が加わりました(コレクションと言っても骨自体をコレクションしているのではなく、写真でのコレクションです)。
・・・・楽しい時はあっという間。
食事の片付けをして、残った食べ物や、食材は、好きな人がそれぞれ持ち帰るように小分けして、一息ついたら、それぞれ自由な時間で出発します。
私達はお昼の12時半頃に山荘を出発したのですが、高速は殆ど混まずに2時間半で自宅に無事着きました。
このオフ会は、持ち込んだ量より帰りの量が増えるのが特徴で、今回もたっぷりお土産を頂いてきました。
まずは皆でとったわらびがタップリ(下写真)。
わらびさんから大吟醸の熟成酒粕を頂きました。我が家でも粕漬けはちょくちょくやるので嬉しい♪(下写真左上)。
ふみえさんからコーヒーを頂きました(下写真左下)。
miyakoさんが借りていた畑を急に返すことになったというので、掘った玉葱と島ラッキョウを持ってきてくださいまして、 皆で分けて頂きました(下写真右)
さらにまだまだ(下写真)。
楽子さんからの蓮の葉包みご飯用の蓮の葉と蓮の実セット。
わらびさんとふみえさんから、揚げ煎餅とつるつるうどん、漬けたばかりのわらびの赤ワイン漬けと粕漬け、山菜(山独活、ウコギ、コシアブラ、タラの芽)。
onoさんから手作り月餅(この月餅の完成度は売り物よりはるか上で、今まで食べた月餅で一番美味しかったです)。
miyakoさんから工芸品の木ベラ。
ポメマルさんから、ご主人手作りの竹箸、鎌倉梅サイダー、青山椒。
カイエさんから、チョコラスク、シリコンキッチンマット、お掃除ブラシ、虫除けリング、自家製梅干。
頂いてきた2日後、わらびの赤ワイン漬けはもう美味しくなっていました(下写真)。
私はお蕎麦が好きなので、早速頂いてきた山菜をお蕎麦で頂きました。
鶏と山独活の賄いお蕎麦(下写真)。
鶏とわらびの賄いお蕎麦(下写真)。
この鶏は今回山荘に持ち込んだスープストックを取るのに使った後の親鶏です。
だしがらとは言え、親鶏は味が濃いのでこれでも普通の鶏よりずっと美味しいです。
こちらは漬けたてを頂いてきたわらびの粕漬けですが、10日程たって、すっかり美味しくなりました(下写真)。
今回のオフ会も、採って、作って、食べて、飲んで、おしゃべりして、ほんとに楽しい思いをさせて頂きました。
これもすべてわらびさんご夫妻のご好意によるものです。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。m(_ _)m
この白樺湖オフ会「山菜の会」のお友達の記事もご覧になってください。
わらびさんの記事
2012蕨の会
ポメマルさんの記事
山菜の会in白樺湖
カイエさんの記事
料理好きの集まりによるバイキング料理
楽子さんの記事
2012年山菜の会、はじまり、はじまり~♪
2012年山菜の会のお料理大集合!!
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