台風一過
水耕栽培のトマトはそれはもう毎年ジャングルとなり、ベランダから外にはみ出したトマトを、外側から手入れすることは殆どできません。
そこで、このトマトを容器も支柱も一切合財をコンテナに乗せ、コンテナごと内側に引き寄せられれば、外側に廻って手入れもできるだろうと考えたもので、今年で2年目の方式です。
作ってみたら、このコンテナスタイルが他の面でも意外に役にたつのです。
酷暑の時期では20L/日で液肥を消費します。
水耕容器にかなり多めに液肥を入れても2日でなくなり、旅行にも行けないのです。
ところが、旅行に行く前に、このコンテナを目一杯内側に引いておけば、日影になる分、液肥の消費量が落ち、4日くらいの旅行も大丈夫です。
台風の時、水耕栽培トマトは大抵かなりの大株ですから、室内へ取り入れなどできようもありません。
でもこのコンテナスタイルなら、目一杯内側(部屋側)に引いておくと、風の強さは全然違います。
さて今回の台風4号、いつもの通り、PETボトル水耕のペッパー類は、ベランダに掛けているウォールワイヤーネットラックから抜き取って、ベランダの内側、風の来ないところへ待避、トマトはコンテナを目一杯部屋側に引いた万全の状態で迎えました。
深夜はカーテンを引いているので、ベランダがどの程度の風だったのかは皆目判りませんが、聞こえる音からすれば、随分な風が吹き荒れていたようです(笑)。
・・・そして、台風一過。天気は良いけれど、なんだか未だ結構強風です。
皆様、大事な葉っぱ類はご無事だったでしょうか?
我が家のトマトはあちこちの成長点がダラリとちょっとシオシオ状態。
液肥はタップリ入っていますから、風で煽られ続けてグロッキー状態なのでしょう。
大事な部分への被害は少ないけれど、枝もあちこち折れています(下写真)。
こんな感じで、折れた枝があちこち(下写真)。
着果した果実や開花中の花は、一応大丈夫です。
コストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)の第一果房も無傷の鈴なり状態(下写真)。
でも腐っても大玉ですから、この鈴なりは困るのです。(^^;ゞ
肥大始めているだけで9個、肥大していないけど着果した果実が3個はあります。
これは、4~5個を台風に落としてもらっても良かったかなぁ(笑)
超大玉白トマト、グレイト・ホワイト(Great White)の、2個着果していた第一果房も無事です(下写真)。
こちらは、今年初めて栽培する白ミニトマトのスーパー・スノー・ホワイト(Super Snow White)の第一果房。
ミニトマトなのに花数が5個しかなくて、一応5個着果しています。
・・・・Σ(゚д゚;) ヌオォ!? ツ、ツルが折れてる!!(下写真)
この後、すぐに紐で吊って、折れたところを伸ばしました。(^^;ヤレヤレ!
第二果房は8個と少し増えたけれど、他のミニトマトのように、鈴なりになるタイプではなさそうです
。
こちらは、原種のサンマルツァーノ(San Marzano)の第1果房。
第1果房は2個しか花が咲きませんでした。
もう少し花数の多い第2花房は、残念ながら台風でポッキリ。
枝も随分ポッキリと折れていて、サンマルツァーノだけ少し被害が多いでしょうか。
打たれ弱い奴なのかも知れません(笑)
緑トマトのエバグリーン(Evergreen)も着果した筈なのですが、未だ肥大も開始せず、相変わらず気難しい奴です。(^^;ゞ
今年は遅れていた水耕栽培トマトも一番背の高いところは、もう私の背と同じで、少しジャングル化してきました。
台風通過後でこんな感じですから、台風被害は思ったよりは軽いもので済みました(下写真)。
暑くなる前に出来るだけ着果させなければなりません。
少し葉が巻き始めてきています。そろそろ液肥濃縮が問題になる季節ですので、供給ECを下げました。
そろそろウドンコとサビダニにも注意をする季節になります。
ベランダ内側に待避させていたPETボトルのペッパー類も、元のウォールワイヤーネットラックに戻しました(下写真)。
戻す前に、虫のチェックと排除を行ってます。
PETボトルは移動可能なことが何といってもメリット。
PETボトル菜園から離れた所へ持っていって、葉の裏表を絵筆で掃いて、アブラーもアザミーもPETボトル外にササッ!と落として元に戻す。
落ちた虫が戻ろうとしても戻るところが無いので、結構効果的。
アブラーもいたけれど、クサギカメムシの幼虫もいました(下写真)。
この幼虫はペッパー好きで、今までも随分ハバネロに穴をあけられました。
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