サビダニ、来た~!!
実もしっかり着いていて、株も元気がいいし、葉の状態も悪くない。
でも新たな花房の大きなサイズの蕾の一つが咲かないうちに萎縮しました(下写真)。
こちらもそうです(下写真)。
根の調子を落としていて、新たに果実を育てられるパワーが無い場合などでは、ままあることですが、そんな感じにも見えないし、何よりちょっと引っかかるのです。
蕾が萎縮したその下の枝が、妙にダレ~っとしていて、まだ葉脈は茶色っぽくはなっていないけれど、何だかこれからなりそうな予感がプンプンします(下写真)。
予感に従い、このダレ~っとしている枝の葉を取って、100円均一の20倍ルーペで見てみました。
これは20倍ルーペを通してデジイチで撮った写真です。
いました、いました。思ったとおりサビダニです。
ルーペを左手、デジイチを右手に持って、手持ちでピンを合わせ撮るのは、なかなか難しいのです(笑)。
こちらは、数はいないけれど、ピントが偶然合ったもの(下写真)
早速、コロマイトを散布しました。
私は無農薬栽培をモットーとしていますが、トマトに関してのみ、サビダニの特効薬であるコロマイト乳剤は例外としています。
トマトの無農薬栽培において、サビダニはほぼ必ず発生して、放置すれば結局枯れるのですから、背に腹はかえられません。
新芽が茶色に萎縮してきたり、やたら茎が茶色になって葉が枯れてくるケースは、そうと気づいていないだけで、大抵サビダニが原因だったりします。
このコロマイト乳剤は農薬と言っても、天然の微生物由来のもので、減農薬栽培では農薬としてカウントされないし、散布も収穫前日まで大丈夫です。
他の農薬と較べたら、安全性が大変高いのですが、サビダニに対する効果は劇的とも言えるもので、ビックリする程効きます。
毎年、サビダニと戦っていますから、段々と敵の気配に気づくのが早くなりました(笑)。
昨年までの、サビダニと気づいた特徴である、新芽の萎縮や葉脈の茶色化は(去年の例、一昨年の例)、このまま放置すれば、この何日後かに起こって来ることであり、葉裏のペカリはさらにもっともっとずっと後になります。
今回は殆ど被害が出る前ですから、つまりサビダニが結集して、いよいよ蜂起寸前のところを急襲して、一網打尽にしたようなものですナ(笑) (^^)v ラッキー!
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