イベリコ豚お試しセットとラルド作り
このセット、内訳は、
イベリコ・べジョータのシャブシャブ用切り落とし500g
イベリコ・ベジョータのトントロ240g
イベリコ・ベジョータのセクレト(霜降り肩肉)200g
イベリコ・ベジョータのステーキ用ロース200g
イベリコ豚のブティファラ500g
イベリコ・ベジョータの背脂250g
がセットされていて、個別に買うよりずっとお得な値段になっているセットです(下写真)。
元々冷凍ですから、急いで食べなくてもいいので、冷凍庫に放り込んで、その後すっかり忘れていたのです。
そう言えば、そういうお宝食材もあったなぁ・・・と思い出して、何時頃購入したのだったかメールログで調べてみたら、3/23日の購入でした。
2ヶ月前くらいだったかな~って気がしていたのだけれど、8ヶ月も忘れていましたナ(笑)。(^^;ゞあちゃー!
もっとも、しっかり真空包装した冷凍ですから、まだまだ忘れていても、品質的には大丈夫です(笑)。
取りあえず、シャブシャブ用切り落としとブティファラと背脂を解凍しました。・・・10/28日
どうですか?このシャブシャブ用切り落とし肉の色の素晴らしいこと♪♪(下写真)
イベリコ豚の中でもべジョータは最高のランクで、飼育されているイベリコ豚の僅か2%程度しか該当しないそうです。
勿論これをシャブシャブで頂いたのですが、さすがべジョータ、恐るべし!です。
第一豚臭くないのです。
融点の低いオレイン酸を多く含んだ脂は全く脂っぽくなく、サラっとして甘~いのです。
成程なぁ、この豚で作った生ハムがあれだけ美味しいのも頷けます。
好みもあるかも知れませんが、ハッキリ言って国産和牛霜降りのシャブシャブなどよりずっと美味しいです。
こちらはブティファラ、スペインの粗挽きソーセージです(下写真)。
ベジョータでは有りませんが、イベリコ豚を使ったブティファラですから、贅沢です。
ブティファラには普通のブティファラ・ブランカ(Butifarra blanca)と、豚の血を入れた黒いブティファラ・ネグロ(Butifarra negro)があります。
ドイツに行った際、ブラッドソーセージ(血のソーセージ)に嵌った私は、スペインのブティファラでもネグロの方を食べてみたいけれど、残念ながらこれは普通のブティファラ・ブランカです。
このブティファラ、↑のシャブシャブの鍋にも入れたり、スープにしたり、パスタでも食べてみたけれど、どれでもなかなか素晴らしい♪
そしてこちらは、イベリコ・ベジョータの背脂(下写真)。
以前に国産豚の背脂で無理やりラルドを漬けてみたけれど(その記事)、長い間漬けるため周囲から酸化が進み、元々厚みが薄いので、裏表から酸化すれば、ほぼ全部が酸化してしまい、あまり良いものにはならなかったのです。
こちらはその時の背脂に較べれば、大分厚い上、何といってもイベリコ・ベジョータの背脂です。
ラルドに仕立てるならこんなに適した背脂はないでしょうから、この背脂を使って再度ラルドに挑戦することにしました。
さてこの背脂、パッキングから出してみてビックリ!!!
さすがイベリコ・ベジョータの背脂、以前ラルドに挑戦した背脂とは全く別物。
以前の背脂は固かったのですが、このイベリコ・ベジョータの背脂は、融点が低いオレイン酸成分を多く含んでいるためか大変柔らかく、手で触っていると表面が溶け出すような感じです。
背脂表面をアルコールスプレーで殺菌し、粗挽きの岩塩とミックスハーブを全体にびっしり塗し、その状態で真空パッキングしました(下写真)。
先回のラルド作りで背脂表面の酸化が凄く気になったので、今回は真空パッキングした状態で塩漬け熟成させることにしました。
かなり粒の粗い塩なので、表面の塩がなじむまで、暫く冷蔵庫で、そしてその後は室温で数ヶ月熟成を進める予定です。
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