年越し、そして元旦
今年の鴨は年越し蕎麦用に前もって市場で買っていたもので(この記事)、柔らかでなかなか美味しい鴨でした(下写真)。
さて明けて新年です。
このブログ、昨年も沢山の方に見てもらえて、沢山の応援、コメントを頂き、本当にありがとうございました。
改めて感謝申しあげますとともに、今年も相変わらず宜しくお願いします。
復興も進まず、経済も外交も正念場な日本。
ようやくダメダメ政党が政権から去ってくれて、大急ぎで建て直しをしなければならない大事な年です。
株価も円高も少し改善して来ています。このまま良い方向に進んでくれればと願います。
今年の正月の花は、cononさんの奥様akkuさんから頂いたものです(下写真)。
元旦の朝は、毎年、散歩がてら近所の公園に富士山を見に行きます。
何故か元旦の朝は毎年快晴なのですが、今年も雲一つ無い快晴♪
ここはお花見でもおなじみの公園で、両側がサクラ並木で、中央は芝生、途中幅広い道路を挟んで450m程ず~~っと続きます。 そして真ん中に富士山がくるように設計されています(下写真)。
450m程ず~~っと行った最後は、ちょっとした見晴台のようになっていて、そこから見た富士山はこんな感じです(下写真)
さて、家に戻って、正月の祝い膳です(下写真)。
今は元旦から開いている店もある時代ですから、御節は小さなお重にちょっとだけ。
我が家の御節は家内が作るので、私は手を出しません。
今年の御節は、
一の重が厚焼き玉子、紅白蒲鉾、田作り、昆布巻き、高野豆腐の油揚げ巻き。
二の重が紅白のピーナッツなます、数の子松前漬け、酢蛸、栗キントン、黒豆。
三の重が炒り鶏(鶏肉、自家製コンニャク、里芋、レンコン、椎茸、人参、京筍、絹サヤ、牛蒡)
のようです(下写真)。
今年のお雑煮は、餅、紅白蒲鉾、比内地鶏、椎茸、花人参、結び三つ葉と、中に入って見えないへぎ柚子。
我が家のお雑煮は郷土色は全くありません。
さて、祝い膳を食べた後は、家内と散策を兼ねた神社巡りがここ数年の習慣です。
同じところに行ってもつまらないので、毎年お参りする神社を変えていたりします(笑)。
今年は何処に行くか直前まで決めていなかったのですが、そう言えばこの地域一番の神社に行っていないことに気づき、今年は府中の大國魂神社に行くことにしました。
大國魂神社は武蔵野国の総社宮。
景行天皇41年(111)に、武蔵国の護り神として大国魂神を祀ったのが始まりとされていますので、約1900年の歴史をもつと伝えられている古社です。
何時もは歩いて行くのですが、今年は電車で行きました。
着いてみると、さすが武蔵野国の総社宮、凄い人です。
ここは大國魂神社の参道でもある、馬場大門のケヤキ並木で、国指定天然記念物に指定されており、ケヤキの巨木もあちこちゴロゴロあるのですが、大國魂神社の大分手前から並んでいて、少しずつしか進めません(下写真)。
随分かかって、やっと大鳥居。
これは大鳥居の手前両側にある格別に太い大ケヤキ(下写真)。
大鳥居をくぐり、又暫く進んで随神門。
折角改築した随神門も、提灯で台無しです(下写真)。
少しづつ進んで、今度は中雀門(下写真)。
ようやく本殿の前に来ました(下写真)。
やれやれ、ここまで来るのにどれだけ時間がかかったやら。(^^;ゞ
お賽銭をあげて、願い事をいっぱい頼みました(笑)。
こんなに人が多いのだから、神様だって覚えられないもの、ご利益も薄まりそうです。
もっとも、少ないお賽銭で、あわよくば、あれもこれも叶えて貰おうなんて、虫が良すぎではありますナ(爆)。
この大國魂神社内には境内末社の神社がいくつもあります。
まずは水神社(下写真)。
龍の口からご神水が出ているのです。
この御神水は、境内の井戸でかなり深い所から汲み上げられているそうなのですが、飲む時は煮沸してから飲んでくださいと看板があって、いかにも「問題が起きたらいやだなぁ」っていう事なかれ主義が垣間見えるけれど、でもそれじゃ何だか有り難味がないよ!(笑)
次が松尾神社(下写真)。
実は、ここにはお賽銭をちょっとはずみました。
えっ、何故かって!(笑)
だって、ほらっ!
ここは醸造の神様だもの~!
我が家の自ビールが美味しく出来るように、くれぐれもお頼みしました(笑)。(下写真)
次が巽(たつみ)神社(下写真)。
元は市川にあった「市神社」を、大國魂神社の本殿から辰巳の方向に遷座したので「巽(たつみ)神社」と改称したのだそうです。
さすが歴史のある大國魂神社、巨木が沢山あるのです。
本殿の裏にあるこの大銀杏は、樹齢およそ1000年だそうです(下写真)。
このムクノキだってなかなか!
幹周5.0m 樹高約28だそうです(下写真)。
これは御神馬舎(下写真)。
中に馬の像が見えます。
こちらは、東照宮(下写真)。
元和4年(1618年)に、二代将軍徳川秀忠の命によって造営されたそうです。
さらに、住吉神社・大鷲神社(下写真)。
ぐるりと一回りして、宝物殿の前(下写真)。
この宝物殿には刃渡りの異常に長い、凄い刀などが展示されています。
私は何度か見ているのですが、家内が見たことが無いと言ったので、入りました。
展示物の写真も撮っているけれど、それを掲載するのは反則のような気がするので、載せません(笑)。
大國魂神社を出て、丁度真後ろ側に回ると、金比羅(ことひら)神社があります。
ここはお寺(妙光院)の境内の中にあって、寺住職が管理している金比羅神社なのだそうです(下写真)。
お寺の方に階段を降りていって、山門をくぐって(下写真)、
本堂の脇を通って(下写真)、
妙光院の裏手に出て、少し行くと六所日吉神社があります。
この神社は大國魂神社の境外末社になります(下写真)。
そして、その裏手に回ると、天神社があって、この神社は六所日吉神社の境内社だそうです(下写真)。
さてクイズです。今年は神社をいくつお参りしたでしょうか(笑)。
「沢山の神社をお参りすれば、どれかはご利益があるかも?」っという「ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる」方式が、毎年恒例な、我が家の元旦のお参りです。
えっ!そんなにあちこちの神社に浮気したら、ご利益じゃなく罰があたるかもって?
大丈夫!西洋の器量の狭い神様と違って、日本の八百万の神様達はそんなけちなことは言わんのですよ(多分)。(^^)v
さて、元旦の夕食。
毎年元旦の夕食は、フグと決めています。
でもフグはフグでも。今年のはちょっとだけ違うのです。
何時もは、テッサ、テッチリ、テッピ、フグヒレなどがついたセットを頼むのですが、今回は身欠きフグを頼んだのです。
つまり身欠きフグから、テッサなど、全部自分でやっちまおうってぇ寸法です。
身欠きフグを捌くのは初めてですから、なかなか勝手がわかりませんが、取りあえず出来ました(下写真)
まずはテッサ。
初めてですから、なかなか出来合いのようには行きませんネ。(^^;ゞ
刃厚の薄い鉄引き(河豚引き包丁)ではなく、ただの柳刃で造っているので、気持ち厚めの仕上がりです。
これで、1.3kgの虎河豚の身欠き(約800g)の3枚におろした片側(180g位)です(下写真)。
そして、テッピ(下写真)。
こちらは、削いだ薄皮や身についた赤い部分などを、湯がいたもの。
ヒレ酒~♪(下写真)
アラの部分を主体にした、テッチリ用(下写真)。
勿論、テッチリの仕上げは、フグ雑炊。
今年も美味しいフグでした♪
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