後足1本の生ハムを仕込んだよ♪
1年以上熟成させた、長期熟成生ハムも、小さなブロックならこれまで何度か作っています。
でもやっぱり生ハムは後ろ足一本で作らなきゃ・・・っとずっと思っていました。
機は熟した~♪♪
ってことで、ほら! 生後ろ足が3本!!(下写真)
重いです!!
でかいです!!
それぞれ13kg前後(下写真)。
持っているのは私ではありません。
私ならこんなものは片手で(大嘘)
皮付きを入手したかったのだけれど、日本で皮付きを入手するのは、不可能ではないけれど、すぐには難しそう。
なので今回は皮無し。
今回は色々実験も兼ねているので、そこはまあ勘弁してやりましょう(笑)。
一人でいきなり3本も作る訳ではありません。
わらびさんとcononさんと一緒に作ろうってことになり、それぞれ1本づつ、計3本があるってことなのですナ。
そしてここはわらびさんち。
わらびさんちを工房代わりにして生ハム作りの始まりです。・・・12/27日
まずは血抜きから
足首から腿の付け根の方にしごいて、内部に残った血を抜いていきます(下写真)。
血が固まっていたら抜ける訳もなく、なので屠殺からあまり時間が経っていない物を入手しています。
ハモンセラーノのように寛骨は取らないで作ることにしたのですが、寛骨にくっついて余分な骨が出ていたので、それをノコギリでカット(下写真)。
ちょっと分厚すぎる脂も少しスライス(下写真)。
通常の生ハム作りなら、このまま乾塩法で塩漬けにするのですが、色々思うところがあって、まずは湿塩法で塩漬けすることにしました。
塩水の中でさらに揉んでから、重石を乗せて温度の低い部屋に放置。
生ハムの仕込みはささっと済ませ、そのままわらびさんちで遅くまで忘年会(笑)。
わらびさん所蔵のカマルティーナ1997年。イタリアはトスカーナのワイン(下写真)。
大変良いお味でした♪
明けて翌年1/3日。
この日は湿塩法から乾塩法に切り替えます。
この方法は一般的な方法ではなく、今回の実験的なやり方。
1週間経って、少し血が出たようで、塩水が少し赤くなってます。
塩水を捨てて、キッチンペーパーで表面の水分を取り(下写真)。
塩を丹念に刷り込み(下写真)、
上から塩を肉の表面が隠れるほど振りかけて、この日の工程は終了(下写真)。
そして、当然このまま新年会に突入です(下写真)。
途中から、近くのご実家に帰省していたFujikaさんご夫妻も参加。
色々飲んだけれど、ちょっと珍しいところで、1升瓶ビール。
これはcononさんが持ち寄ったもの。
わらびさんの所蔵のジョヴァンニ・コリーノ1997
そして、こちらもわらびさんの所蔵のグラッパで、『天使のようなグラッパ職人』ロマーノ・レヴィ作のグラッパ。
ロマーノ・レヴィは亡くなってしまったので、新たな生産はもう有りませんから、貴重です。
瓶の1本1本がそれぞれ異なった手書きのラベルなのですナ。
他に日本酒、焼酎、ラム・・・
えっ!生ハム作りを理由にして、要は飲み会じゃないかって?
あんた!結構いいところをついているよ(笑)。
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