美味しい手作り食品頂きました♪
お友達のあきちゃんが、このところ自家製生ハム作りをやっています。
イタリアやスペインの長期熟成生ハムは、長期熟成による旨みと、自然に付いて熟成に寄与する麹黴がもたらす素晴らしい香り、融点の低い脂の甘さが特徴だけれど、彼女の作り方は、それを比較的短い期間で可能にしようと、塩麹を使ったり等、色々試行錯誤してやっておられます。
で、ある時「どなたかにお味見していただかないと・・・」ってブログに書かれていたと思ったら、時を置かず、「味見して~!」ってメールが来ていました(笑)。
私の作り方とは違うけれど、どんなものが出来上がったのでしょう。
「喜んで味見しますよ~♪」とメールしたら、早速送られて来ました。・・・1/11日
入っていたのは、自家製のボラのカラスミ、日野菜の漬物、そして自家製生ハムが三種(豚ヒレの生ハム、豚ロースの生ハム、イベリコ豚肩ロースの生ハム)です(下写真)。
日野菜は滋賀県日野町の伝統郷土野菜で、一度、お友達の楽子さんから日野菜のさくら漬けを頂いたら、凄く美味しくて、たまたま鎌倉農協連即売所で見つけた時は、迷わず買って漬けてみたのです。
でも郷土以外で育てた郷土野菜なので、ちょっと無理があったのか、あまり綺麗な赤に染まらないで、今一だったのです。
頂いた日野菜はそれはそれは綺麗な赤に染まっていました(下写真)。
桜漬けは甘酢漬けですがこれは甘さはなく、すぐき漬けのように、ラブレ菌による乳酸発酵をさせたのだそうで、 とても美味しかったです。
我が家もまたどこかで日野菜を見つけたら、リベンジをしてみたいと思います。
ボラのからすみは、長期熟成を前提としている我が家の仕上がりよりは、ちょっと柔らかい仕上げ。
でもその分、明るい綺麗な黄金色に仕上がって、味もなかなか、塩味も丁度良いです(下写真)。
さて、肝心の自家製生ハムです。
3種をそれぞれ薄くスライスしてみました。
左上がイベリコ豚肩ロースの生ハム、右上が豚ヒレの生ハム、そして下が豚ロースの生ハムです(下写真)
この生ハムの試食結果の詳細は、あきちゃんに直接メールでお伝えしたので割愛しますが、私には、イタリアやスペインの長期熟成生ハムとは、やはりまだ大分違うように思えました。
2000年以上に及ぶ生ハム歴史の中で、膨大な数の生ハム職人が改良してきたヨーロッパの長期熟成生ハムですから、なかなか似たような物にはならないのは仕方のないことです。
でも似てはいないけれど、大変美味しく頂きました♪
心のこもった素晴らしい手作り食品、ご馳走様でした。改めて御礼申し上げます。m(_ _)m
P.S.
本文で麹黴と記述したのは酵母菌の間違いです。
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