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2013’08.15・Thu

続17・野のキノコ

時間を見つけては良く里山を散策します。・・・いや散策というより探検に近いのかも知れません(笑)。
MAPに無い道や獣道のような細い道、耕作放棄され道が殆ど埋もれている谷戸、何処に続くのか、どんな景色が出てくるのかどうにも気になって、必ず分け入っては、あっちへウロウロ、こっちへウロウロと、かなりアップダウンのある里山道を早足で15km、4時間くらい歩いて(さまよって?)帰ってきます。
散策中は色々な動植物を目にします。
常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコのそんなケースで、正しいキノコ名をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 

なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコの安全を保障するものではありません。
食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコを食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



この日(8/4日(日))は週末の散策日。
この日はJR藤野駅からバスで和田バス停へ、和田尾根コースで陣馬山(854m)へ登り、高尾~陣馬縦走コースで明王峠へ、明王峠から明王イタドリ縦走コース、孫山南尾根コースで与瀬神社まで下山し、JR相模湖駅までの9.8kmのコース。
この日のコースは杉ばかりではなく広葉樹も多く、道中色々なキノコが見られました。

まず最初はキヒダタケ。
傘裏はヒダなのにイグチの仲間です(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
以前は可食となっていましたが、体質によっては中毒する例があるということで、現在は毒菌とされているようです。

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こちらは、何処ででも見られるるシロオニタケ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
毒、猛毒菌が多いテングタケの仲間で、形体の似ているタマシロオニタケが猛毒菌ということもあり、当然、猛毒菌と信じていたのですが、よくよく調べると、猛毒菌との記述はどうやら推定猛毒、そして他では食毒不明の記述もあって、このキノコに食毒の一貫した結論は出ていないようです。
また実際の中毒例も見当たらなく(誰も食べないからかも)、食菌の可能性もある??としたら、話としては面白いけれど、これは怖すぎて試せない(笑)。
テングタケ属の、特に白いキノコはシャレにならないもの。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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これは、スミゾメヤマイグチでしょう(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
食毒不明と記述しているWebは多いですが、食と記述しているWebも少なからずあります。
実際食べた例もあり、毒はなさそうです。
味はと言えば、苦味はないようですが、美味しくないという記述はありましたが、美味しいという記述は見当たらりませんでした。
味的には今一なのかも。
採取はしなかったのですが、持ち帰って、自分で味を確かめてみるべきだったかも知れませんネ(笑)。

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これはシワチャヤマイグチの成菌(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。

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そしてこちらはシワチャヤマイグチの成菌の傍にあった幼菌ですが、シワチャヤマイグチの幼菌だと思われます(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
シワチャヤマイグチもスミゾメヤマイグチ同様に、食毒不明と記述しているWebは多いのですが、食べた実例も結構あり、中毒した例は報告されていないので、可食なのでしょう。
このキノコは以前から味見をしようと思っていて、なかなかチャンスがなかったキノコでした。
なので、味見用に採取していくことにしました。

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不明なイグチ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
最初はニガイグチモドキと思ったのですが、傘裏は薄ワイン色ではなく薄茶色の上、褐変性もあって異なります。
色はちょっと薄いけれど、コビチャニガイグチかも知れません。

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これはキアシグロタケに見えます(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
キアシグロタケ自体は革質で食用には適さないようですが、かなりダシが取れるキノコだそうで、Webで調べると、同じキノコから4度もダシが取れるそうです。
そんなにダシが取れるキノコなら、採取して乾燥保存したいなと常々思っていたのですが、周囲一体にあちこち沢山生えていたので、何だか有り難味がなく、そのうち取ろうと思っていたら、キアシグロタケの自生地帯を通り過ぎてしまったらしく、一本も見当たらなくなってしまいました。
生えている場所は判ったし、今度見つけたら、躊躇しないで採取しなきゃ。(^^;ゞ

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こちらはミドリニガイグチ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
××ニガイグチと名前が付いていても、苦くないニガイグチの仲間も多いのです。
このミドリニガイグチも図鑑では食菌となっているので、毒も無いし、苦くもないのでしょう。
でも毒、苦味も無いからといって美味しいかどうかは別。
食べたことが無い以上、美味しいかどうかは不明ですが、この外観、特に色あいを見ると、どうも食欲が湧きません。
今回も採取はしませんでした(笑)。

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この一体はミドリニガイグチがアチコチに群生(下写真)。
これがお宝キノコだったらいいのですが(笑)。

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追記:後日、ミドリニガイグチではなくオクヤマニガイグチと判明しました。

こちらは、アメリカウラベニイロガワリだと思われます(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
傘裏は赤く、これがちょっとこすっただけですぐに毒々しい青色に変色します。
美味しい食菌のようなのですが、この毒々しい青変性を見ると、食べるのはちょっと躊躇します(笑)。
バライロウラベニイロガワリという近縁の毒キノコがありますから、要注意です。

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アカヤマドリタケ(食菌)の幼菌でしょうか?(下写真)
正直のところ、幼菌状態では、私にはコガネヤマドリ(食菌)の幼菌と、区別が付きません(笑)。

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まだ柔らかいハチノスタケ(下写真2枚)。
ハチノスタケ自体は、固くて食べられないけれど出汁は出るとのことなので、今回はどの程度のどんな出汁がでるか実験のために採取していくことにしました。

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地面に生えていたサンゴのような形状の???なもの(下写真2枚)。
キノコかどうかも不明な外観だったのですが、調べてみたら、モミジタケというキノコと判りました。(^^)v ヤッタネ! 
食不適だそうですが、そらそうでしょうネ!(笑)

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フウセンタケの仲間のように見える不明キノコ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
図鑑で見ると、ササタケ(不食)が近そうに見えますが、判りません。

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こちらは多分ザラエノハラタケ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
以前は可食とされていましたが、胃腸系の軽い中毒を起こすことがあるので、現在は毒菌となっているようです。

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枯れ木によく群生するヒメカバイロタケ。どこにでも見るキノコです(下写真)。
毒は無いそうですが、食用菌としての価値はないそうです。

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この辺の里山や低山では良く見る小さなイグチ。
ヌメリニガイグチ(不食)だと思われます(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。

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切り倒されている針葉樹の枯れ木にホウキタケのようなキノコが生えていました。
フサヒメホウキタケに思えます(下写真2枚)。
調べてみたら、毒は無いようですが、あまり美味しくないとの記述や少し苦味があるようなことも書かれていました。
今回は採取してきませんでしたが、毒が無いことが判りましたから、この次見つけたら味見用にちょっとだけ採取しようかと思います。

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倒木に生えていたこのキノコ、ヒロヒダタケ(毒菌)のように思えますが、どうでしょうか?(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。

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こちらは多分ミドリスギタケ(下写真2枚、左:傘表、右:傘裏)。
国内では確定できる中毒例はないようですが、北米産からはシロシビンが単離されており、毒菌と思われます。
もっとも大変苦いという記述もあり、どのみち食べられるキノコではないようです。

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沢山キノコを見つけた割りには、この日採取してきた野のキノコはこれだけです(下写真)。
下写真左上が味見用のシワチャヤマイグチ、そこから時計廻りに、出汁取り実験用のハチノスタケ、コガネヤマドリタケの幼菌とアカヤマドリタケの幼菌。

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塩水に漬けて虫出し後(シワチャヤマイグチからははビックリするほど出てきました)、水洗い、水切りして、少し乾燥後、色々実験です。

まず味見をしてみたかったシワチャヤマイグチ。
幼菌は旨みも相当強く、イグチの中でもかなり美味しいキノコに入ると思います。
一方成菌はと言えば、ちょっと微妙。
幼菌は肉厚でコリコリ感もあったのですが、少なくとも採取した成菌では傘肉厚がかなり薄く、厚く見えるその厚みの殆どが管孔になっていて、フニャフニャで食感も悪く、味も良くわからなかったのです。
まだ傘状なら傘肉もあるけれど、平らに開いてしまうと、もう傘肉が薄く、食べるに値しないのかも知れません。
ちゃんと肉厚なら、かなり美味しいイグチだろうと思われます。

次に出汁の出具合をみたかったハチノスタケ。
ヒタヒタの水から茹でて、出汁を取ってみたのですが、意外に出汁がでるのにビックリです。
ハチノスタケでこれですから、キアシグロタケに至っては、相当期待できるのかも知れません(笑)。
ハチノスタケ自体は固くて食べられないと聞いていましたが、まだ柔らかいハチノスタケだったので、ちょっとだけ齧ってみました。
それほど固くはないのですが、アサリを食べて砂を噛んだ時のような、ザリザリとした食感が、どうにも不快で、 やはり、出汁を取るだけのキノコのようです(笑)。



また明日から3日ほど小旅行に出かけます。

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こちらはカラッカラの乾季みたいでゲリラ豪雨も降りません。
なので、久々に見つけた茸も立ち枯れ状態(-_-;)

関東ではかなりの雨が降ってるようですね。
写真の地面も湿潤っているように見えます。

都会のゲリラ豪雨は困り者ですが、山間部や草原には大歓迎ですわ(*^_^*)

阿幾:2013/08/16(金) 22:47 | URL | [編集]

> あきちゃん
今年は異常気象ですねぇ。
あちこちで「今まで経験したことがない量」の雨が降るかと思えば、降らないところはカラッカラ!
温暖化のなせる業でしょうね。
私の方も、そんなには降っていません。
何だか狭いスポットに集中しているようですよ。

キノコ探索の趣味ができてから、以前のようには雨が嫌いじゃなくなりました。
むしろ、キノコが沢山でるようにと。雨を心待ちにしています(笑)。
住んでいる周りのスポットでは、キノコは相変わらず見ないけれど、散策に行く山には結構発生しています。
降り過ぎなく、いい感じで降っているようです。

duckbill:2013/08/19(月) 12:45 | URL | [編集]

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