変わりカレー3種
このところ作ったカレーの中で、少し変わっていて、写真を撮ったけれどまだ掲載していないカレーを3種集めました。(前回はズッキーニの北インド風カレー)。
[ 豚モツカレー ]
いつもはモツ煮で食べる豚モツをカレー仕立てにしてみました。
カレーソースのベースとして微塵切りされたタマネギやニンニク、トマトは使うけれど、具は全て豚モツ(ガツと白モツ)です(下写真)。
我が家では豚モツ料理は大抵ガツ(胃)と白モツ(腸)をダブルで使います。
白モツはクニャクニャ、ガツはガツガツ、いや、コリコリっとした食感で、食感の違いも楽しめます。
- 豚モツは熱湯に入れ、再度沸騰したら茹でこぼす。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、微塵切り玉ねぎ、微塵切りニンニク、刻んだ鷹の爪好きなだけ、クミンホール一つまみを入れ、玉ねぎが色づくまで炒める。
- 皮を剥き、荒微塵にしたイタリアントマト(コストルートジェノベーゼ)1個を加えてちょっと炒める。
- パウダーのスパイスを加えて少し炒めて香りを出す。
使ったスパイスとその比率は(カレー6人分位の量で1が小さじ1/2程度)、クミン 1 コリアンダー 4 カルダモン 1 ジンジャー 1 ターメリック 1 クローブ 0.4 ガラムマサラ 1 - ブロード(水と白だしで代用可)、少し多めの微塵切り生姜、茹でこぼした豚モツを加え、40分ほど煮込んで、砂糖(カレー6人分位の量で大匙1/2~1)、塩コショウで味を調え出来上がり(下写真)。
[ ポルチーニ茸のカレー ]
何が変わっているかと言えば、「ポルチーニ茸も入っているカレー」ではなく、「具がポルチーニ茸のみのカレー」であるところ。
↑のカレー同様、カレーソースのベースとして微塵切りされたタマネギやニンニク、トマトは使うけれど、具は全て生ポルチーニ茸という贅沢カレー。
生ポルチーニ茸を山ほど使います(笑)。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、微塵切り玉ねぎ、微塵切りニンニク、刻んだ鷹の爪好きなだけ、クミンホール一つまみを入れ、玉ねぎが色づくまで炒める。
- 皮を剥いて荒微塵にしたイタリアントマト(コストルートジェノベーゼ)1個、ゴロゴロに切ったポルチーニ茸を加えてちょっと炒める。
- パウダーのスパイスを加えて少し炒めて香りを出す。
使ったスパイスとその比率は(カレー6人分位の量で1が小さじ1/2程度)、クミン 1 コリアンダー 4 カルダモン 1 フェネグリーク 1 ジンジャー 1 ターメリック 1 クローブ 0.2 ガラムマサラ 1 - ブロード(水と白だしで代用可)、微塵切り生姜、月桂樹の葉2、3枚を加え、20分ほど煮込んで、砂糖(カレー6人分位の量で大匙1/2~1)、塩コショウで味を調え出来上がり(下写真)。
美味しいキノコとして定評があるポルチーニ茸を山ほど使うのですから、旨みも半端なく、大変美味しいカレーになりました。
勿論、生の輸入ポルチーニ茸を使ったら、原価がいくらかかるか判らない(笑)。
実はポルチーニ茸は国内でも採れるキノコで、和名ではヤマドリタケやヤマドリタケモドキなど、ヤマドリタケとその極近縁種が該当します。
こんな使い方ができるのも自分で採取しているからこそ。
今年はヤマドリタケモドキの当たり年だったようで、随分採取しました(この記事等)。
※野生のキノコには死に至る致命的な毒を持つ毒キノコも多数存在しており、十分な知識を持たない採取は大変危険です。
[ サンマとレンコンのカレー ]
何気なくTVを見ていたら、たまたまカレーが出てきて、それを見たら無性にカレーを食べたくなったのです。
家内に、「夕食はカレーにしようか?」と言ったら、「今日はサンマが安かったから買って来てあるし、レンコンも買って来たよ!」との事。
どうやら、焼サンマとレンコンを入れた筑前煮を予定していたようなのです。
でも、どうしてもカレーは食べたいし、折角買ってきた食材を無駄にしても何ですから、この際、サンマとレンコンのカレーにすることにしました(笑)。
家内は、「え~!!、サンマとレンコンでカレーなんて出来るの?」と、聞いてきたけれど、そんな変なカレー、作ってみなきゃ判らないよね~!(爆)
・・・ってことで、南インド風のカレーに仕立ててみました。
- ライスは長粒米をバター、クミンホールを入れて炊き上げる。
- サンマは三枚に下ろし、目立つ腹骨を骨抜きで抜き取り、氷を入れた海水濃度の塩水で汚れを洗ったあと水を切り、塩を軽く振ってキッチンペーパーに包み30分程置く。
- 片身を4分割するサイズで切り分け、小麦粉を振り、フライパンに少し多めの油を入れて、皮目を焦げ目がつくまで焼き、ひっくり返してもう片面も焦げ目がつくまで焼く。
- レンコンは皮を剥き3~5mm厚みにスライス。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、微塵切り玉ねぎ、微塵切りニンニク、刻んだ鷹の爪好きなだけ、クミンホール一つまみ、ブラウンマスタードホール一つまみを入れ、玉ねぎが色づくまで炒める。
- 皮を剥き、荒微塵にしたイタリアントマト(コストルートジェノベーゼ)半個を加えてちょっと炒める。
- パウダーのスパイスを加えて少し炒めて香りを出す。
使ったスパイスとその比率は(カレー6人分位の量で1が小さじ1/2程度)、クミン 1 コリアンダー 4 フェンネル 1 カルダモン 1 ジンジャー 1 ターメリック 1 アニス 0.5 クローブ 0.2 ガラムマサラ 1 - ブロード(水と白だしで代用可)、ココナツミルク、少し多めの微塵切り生姜、月桂樹の葉2、3枚を加え10分ほど煮込んで塩コショウで味を調え、レンコンを加えて8分、さらにサンマを加えて1分煮込んで出来上がり(下写真)。
サンマが崩れないように、サンマを入れたら乱暴にかき混ぜない。
下ろしたサンマを氷を入れた塩水で洗うこと、軽く塩を振ってキッチンペーパーで脱水すること、小麦粉を振って高温の油で両面をカラっと焼くこと、生姜をちょっと多めに使うこと、これらはサンマの生臭さを出さないための処理です。
で、ものの弾みで作ったこのカレー、ビックリする程美味しかったのです。 v(^^)v
リピート確定~♪♪
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