トマトとペッパー類を播種
我が家でのトマト栽培は、南向きベランダの1間幅だけを使ってトロ箱水耕栽培するので、5株が限界。
と言うことで、毎年5種5株を栽培しています。
今年のラインナップは毎年のレギュラー組から、レッド系のコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)とサンマルツァーノ(San Marzano)、緑系のエバグリーン(Evergreen)、白系のグレイトホワイト(Great White)の4種。
そして今年の新メンバーのポーターハウス・ハイブリッド(Porterhouse Hybrid)を加えた5種。
新顔のポーターハウス・ハイブリッド以外は、当然自家採種です。
播種と言っても水耕栽培用の苗に育てていくので、土には蒔きません。
私が使っているのは100円均一で売っているピルケース。
これなら沢山の種類の種を蒔けるし、水で隣に流れてどれがどれやら混ざって判らなくなるなんてこともない。
個別に仕切られた底に、リードペーパータオル(不職布)を切って敷き、水を含ませた上に種を置いて、もう播種は完了(下写真)。
でも、トマトもペッパー類も発芽温度が高いので、早い時期の播種で発芽させるには、加温が必須。
我が家では自家製の発芽器を使用します。
この発芽器は100均で購入したプラスチックの米びつ(100円ではありません)に水を張り、熱帯魚用の温度コントローラー付きヒーターを入れたもので、作ってから今年で6期目の使用になります。
この中に、播種したスポンジを入れたケースや種をセットしたピルケースを浮かべ、私の場合は、コントローラーの温度を28℃~30℃にセットします(下写真)。
翌日、ペッパー類も播種(下写真)。・・・2/12日
蒔いた種は、フィッシュ(Pepper Fish)、カイエンペッパー(Cayenne pepper)、ペルーイエロー(Peru Yellow)、ハバネロ(chile habanero)、鷹の爪、島唐辛子、硫黄島唐辛子、アルボル(Chile de Arbol)、ハラペーニョ(chile Jalapeño)、セラーノ(Serrano Tampiqueño)。
今年は奇を衒わないで、我が家の料理で使い勝手がいいものだけにしました。
こちらは全て自家採種。
そのためたまに交雑があって、予定外のペッパーになることもあります。(^^;ゞ
ペッパー類の種は強い嫌光性を持っています。
光が通らない土に埋める場合は良いのですが、濡らしたリードペーパータオルの上や、スポンジで発根させる場合は、何らかの遮光を行わないと発根しません。
なのでペッパーの場合は、このピルケースの蓋をアルミ箔で覆い、蓋を被せたときに中が真っ暗になるようにしています(下写真)。
トマトと同じように高い発芽温度も要求するので、この遮光したピルケースを発芽器の中にうかべました。
加温が効いて播種2日後で、全てのトマトはすんなり発根(下写真はコストルート・ジェノベーゼ)。・・・2/13日
リードペーパータオルに根が潜り込まないうちに、ピンセットでスポンジに移し変え、発芽器内で発芽を待ちます(下写真)。
トマト類はすんなり発根したけれど、ペッパー類はちょっと手強い。
発根させるのに毎年苦労していますから、発根はまだまだ先でしょ。
いつもの事ですから、焦らないでゆっくり待ちます(笑)。
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