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テントウムシ大活躍中♪ほか

PETボトル水耕栽培のペッパー類の着果が始まっています。
これはカイエンペッパー(Cayenne pepper)(下写真)。

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着果が始まった、このPETボトルペッパー類に、今年もアブラーが集(たか)り始めました。
いつもの通り手で潰していたのですが、ふと見たらテントウムシの幼虫が来ています(下写真2枚)。

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まだ小さいですから、ペッパーのどれかで卵が孵ったばかりなのでしょう。
あちこち葉を調べてみたら、まだ孵化していない卵も発見♪(下写真)

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程なく孵化するでしょうから十分な餌を用意しなければなりません。
片っ端から指で潰したくなるような衝動を我慢して、アブラーがうじゃうじゃ集っているところも、そのまま残してやりました(下写真2枚)。

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そして程なく孵化し(下写真)、

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あちこち散って行ったと思ったら(下写真)、

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うじゃうじゃ集っていた所(4枚上の写真の箇所)も、あっというまに殲滅!(下写真)
あんたら(テントウムシ幼虫)最強だよ!

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又、卵を見つけ~♪
葉表から、卵らしい模様が透けて見えます。
この裏には卵がある筈!(下写真)

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葉裏を見てみたら、もう孵化しています。
これだけいたらもう大丈夫と安心したのです(下写真)。

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撮った写真をPCに移そうとして、写真をよく見たら、こちらのはテントウムシの幼虫ではありませんゾ。
げげ~っ!これは害虫クサギカメムシの幼虫ではありませんか!(下写真)

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危ない危ない!こんなのがあちこち散らばった暁には、折角着果した実が全部やられます。
まだ散らばらないうちに、急いで葉ごと取って潰しました。

その後、テントウムシの幼虫はペッパーのあちこちで大活躍中♪(下写真2枚)・・・6/1日

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これらテントウムシの幼虫が成虫になるまで、アブラーがもつかなぁ。
餌がなくならないように、アブラーも適度に増えて欲しい・・・何だか本末転倒です。(^^;ゞ

続いて、トマトの話。
コストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)の着果に続いて着果した緑トマト、エバグリーン(Evergreen)の鬼花果は、こうして見ると、少なくとも3つの花が合体した鬼花果(下写真)。・・・5/16日

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こんなにハッキリ3果に分離してたらどんな実になってしまうのかと思うけれど、ちゃんと時間の経過とともに、1果になって行きますね(下写真)・・・5/25日

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こちらは、着果第1号のコストルート・ジェノベーゼの鬼花果のその後(下写真)。
こちらは何個の花の合体なのか、ちょっとわかりにくいです。・・・5/25日

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毎年のことですが、トマトを水耕栽培していると、トマトの種類で要求するEC値が随分違うなぁって実感するのです。
時期や状態(葉の量、実の量)で要求するEC濃度が異なってくるのは当然なのだけれど、同じ時期の同じような状態でも、トマトの種類によって全然違います。
以下は我が家の水耕トマトの5/25日の写真で、この日までは、全てのトマトに同じEC濃度の液肥を与えてきています。

まずコストルート・ジェノベーゼ(下写真)。

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葉の状態はいい感じ。現在のEC濃度は適切なように見えます。
もともとこのトマトは尻腐れにもなりにくいし、高ECにも強いのです。

一方こちらはサンマルツァーノ(San Marzano)(下写真)。

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葉の状態(繁り具合や丸まり具合など)からみれば、このトマトには明らかにEC濃度が高過ぎるようです。
このトマトは、少しEC値が高いとすぐ尻腐れを起こします。
例年もそうでしたが、このトマトは我が家で栽培している5種の中で、一番薄い液肥を好むようです。
この後、液肥槽に真水を入れ少し薄めました。

こちらはグレイト・ホワイト(Great White)(下写真1枚目)とポーターハウス・ハイブリッド(Porterhouse Hybrid)(下写真2枚目)。
サンマルツァーノ程じゃないけれど、この2種はほぼ同じ程度に少しEC濃度が高い気味。
これらも少し水で割りました。

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そしてエバグリーン(下写真)。
こちらはコストルート・ジェノベーゼ同様、このECで大丈夫なようです。

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我が家は各トマト毎に、株の状態を見ながら液肥の調整をしたいので、1株毎の水耕容器にしています。
一つの大きな水耕容器に複数のトマトをセットする例はあちこちで見られるけれど、上記例から考えれば、グレイト・ホワイトとポーターハウスや、コストルート・ジェノベーゼとエバグリーンの組み合わせなら無難としても、コストルート・ジェノベーゼとサンマルツァーノを一緒にしたら、液肥の管理はかなり難しそうな気がします。
一つの水耕容器に一緒にセットしても良い組み合わせと悪い組み合わせは、確かにありますね。

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Comments 20

There are no comments yet.
Panda

あーぜひスカウトしたい!(テントウムシのほう)
我が家はテントウムシが現れる前にアブラー勢が勢力を増し、
もうアンズの木は新芽も葉っぱもベタベタです(泣)


トマトの中でも要求ECに結構バラつきがあるなんてすごく興味があります。
それぞれの固定種の原産地域の土壌特性などもあるんでしょうかね???

  • 2014/06/04 (Wed) 13:21
  • REPLY
akkyan

テントウムシくん・・・おじちゃんちの子になるかい?(笑)
これだけ居たら、生活も大変でしょう。
うちならまだ食料も豊富にあるんですけどねえ。f(^^;)
あ~連れて帰りたいです。(笑)

トマトも奥が深いのですねえ。(汗)
私が下手なのも納得できました。(笑)

いずみ

私もうらやましい・・・
うちにも、いろんな色のアブラーがいるよ~、自力で飛んで来て~ ヘ( ̄- ̄ )。
それにしても、そんなまぎらわしい虫がいるなんてびっくりです。
卵らしきものを見つけても、私の場合葉っぱごと何かに入れて、孵化を待った方がよさそう(^-^;。

semirey

テントウムシくん・・・
うちにもアブラーいたのに~(過去形w)
でも、もう遅い~~~(>Д<) 
ほかに・・・コナジーも大量だったからお薬使っちゃったぁ。。。コナジーならまだ残ってるけどぉ(>△<)
食べにきてーww え?好みじゃないって?(笑)

このトマトの記事は・・・・・私のため?ww
そんなワケないか・・・(^^;)
まだ混植してないんですよね。アイコとフルティカ・・・おそっ!(^□^;)
いや。良かったのかも?("▽"*)
あ~~~~~悩んじゃう(笑)

  • 2014/06/04 (Wed) 19:01
  • REPLY
yaefit1500

おー、これだけテントウムシがいればアブラムシ殲滅決定ですね。
テントウムシ同士の共食いのないように、アブラムシを育てなければ…という本末転倒な錯覚には、わたしもよく陥りますw

我が家はまだ1回しか確認できていませんが、もうちょっと幼虫に増えてもらって、各所に配置転換をしたいところです。(^o^)/

duckbill

Re: タイトルなし

> Pandaさん
我が家はそろそろアブラーの方をスカウトしてこないと駄目なようです(笑)

固定種トマトの種別な形質差は、原産地域の土壌特性からの要因も大きいでしょうね。
でも、どこから形質差が生まれたかも興味深いけれど、どんな形質差なのかも興味深いです。
サンマルツァーノって、私が栽培している他のトマトと比べて、根がとても強いのです。
他のトマトの根が茶色になって傷んでくるのに対し、サンマルツァーノの根は根量も多いし、何時までも真っ白で元気が良く、その分、吸液能力も高そうです。
吸液能力が高いからこそ、薄い液肥に適応しているのかも知れません。

  • 2014/06/05 (Thu) 00:10
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> akkyanさん
テントウムシ幼虫:キャー!怪しいおじちゃんが声をかけてきたよ~!
duckbill :知らないおじちゃんについて行っちゃ駄目ですよ!
テントウムシ幼虫:ハーイ♪
・・・と我が家はしつけがしっかりしてるので、誘拐は無理かな(爆)

確かに奥が深いですね。
あれ!今年はいつに無く着果してませんでした?(笑)

  • 2014/06/05 (Thu) 00:29
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> いずみさん
テントウムシに来てもらう秘訣は、アブラーうじゃうじゃにすることです。
問題はアブラーうじゃうじゃになっても、必ず来るって訳じゃないことですが。(^^;ゞ

大丈夫!クサギカメムシの幼虫って、テントウムシの幼虫にあまり似てません。
えっ!なのになんで判らなかったかって? ろ・う・が・ん。(笑)

  • 2014/06/05 (Thu) 00:44
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> semireyさん
アブラーって透明だし、甘そうだし、多分美味しいのだと思うけれど、コナジーって絶対不味そうです(笑)。
でもクロヒョウタンカスミカメムシってぇのがいて、コナジーだけじゃなく、確かアザミーも食べる筈。

> このトマトの記事は・・・・・私のため?ww
この写真を撮ったのはsemireyさんの記事の前なので、元々そういう記事を書くつもりだったのですが、実際記事を書く前にはsemireyさんの記事を読んでいますから、少し頭にありました(笑)。
組み合わせに良否があるとしても、アイコとフルティカが良い組み合わせなのか、悪い組み合わせなのかは、誰にも判らないですね(笑)。
結局やってみるしかないかも(笑)

  • 2014/06/05 (Thu) 01:04
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> yaefit1500さん
あんなにいたのに、ほぼ殲滅状態ですから、そろそろアブラーをスカウトしてこないと駄目かも(笑)

例年テントウムシ密度の高いすくすく農園だもの、そのうち増えますね♪

  • 2014/06/05 (Thu) 01:15
  • REPLY
わらび

順調ですねー
今年の目標1000グラム超えも射程距離?、
楽しみですね。

duckbill

Re: タイトルなし

> わらびさん
今年は出遅れたけど、ようやく育ってきました。
1kg果を狙っているポーターハウスは、第1花房が萎縮して咲かずに落ちてしまいました。
新人君はなかなか気難しいです(笑)
1kg果が出るとしたら秋でしょうか。(^^)

  • 2014/06/05 (Thu) 23:37
  • REPLY
いずみ

>あちこち散って行ったと思ったら(下写真)、

の写真の右の葉っぱの短い糸状の白いモノが、うちの謎の物体ににているのですが、これは何ですか?

duckbill

Re: タイトルなし

> いずみさん
そうか~!そうかも知れない。
これは、テントウムシの幼虫に体液を吸われた、アブラーのミイラか、又はアブラーの脱皮殻です(笑)。

  • 2014/06/06 (Fri) 21:15
  • REPLY
阿幾

てんとう虫の幼虫ってトンボのヤゴとかホタルの幼虫に似てますね。

甲虫の幼虫って芋虫だと思ってましたけど、てんとう虫は別格なのかしら?

アブラムシたちはプレデターが来た~って大変だったでしょうが、お野菜の命を次に繋いで天寿を全うなさったことでしょう。

アブラムシが居るからてんとう虫が産卵するんでしょうか。

こちらではめっきり昆虫が少なくなりました。
ブルーベリーにはニホンミツバチが飛来しましたが、オリーブやフェイジョアには花アブも飛んできません。
柑橘類や山椒にもアゲハが来ません。

うちは海抜80mほどですが、海抜100mくらいになると結構虫さんは居るんです。
これって、東南海地震が来るから虫さんたちは危険を予知してシーレベルの高いところに避難移住してるのかしら。

いずみ

ありがとうございます。
納得です!
テントウムシはまだお見かけしてないので、脱皮殻で確定です。
大量にアブラムシが飛んでくるはずもなし、最初は卵なんですよね。
ネズミ算よりすごそう(><)

@41

はじめまして。カラスミから読み始めて今、ベランダ菜園を読み始めました。
ミニトマト、シソ、バジルを栽培していますがアブラムシに悩んでいます。私の所にもテントウムシが来ないかなと期待しつつ、多種多様なご趣味拝見させていただきます。

duckbill

Re: タイトルなし

> あきちゃん
言われてみれば、同じ甲虫なのにカブトムシやクワガタムシの幼虫とテントウムシの幼虫では随分違いますね。
幼虫のこの形態の違いは、食性の違い(腐葉土食と肉食)からきたのでしょうか。

アブラーにとっては災難だろうけれど、世の中そんなに甘くは無いってことですね(笑)。
テントウムシの成虫はアブラムシが居ることを確認して卵を産みつけるように思えます。

そうそう我が家の山椒も昨年、今年とアゲハが来ていません。
特定の昆虫が減少しているような気がします。

  • 2014/06/09 (Mon) 02:12
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> いずみさん
自分のところの写真にも同じものが写っていたなんて、灯台元暗しでした(笑)
脱皮殻ですね~!私も納得です。
あっというまに増えるアブラーもテントウムシの食欲には追いつかないようで、もう全滅したようです(笑)。

  • 2014/06/09 (Mon) 02:13
  • REPLY
duckbill

Re: タイトルなし

> @41さん
初めまして!コメントありがとうございます。
我が家では、テントウムシが来ない時は、近所の公園などでテントウムシの成虫や幼虫を拉致スカウトしてきます(笑)。
もともと多趣味なのですが、年とともにますます増えてきています。(^^;ゞ
駄文な記事ですが、ご覧くださってありがとうございます。

  • 2014/06/09 (Mon) 02:15
  • REPLY