続25・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
7/5日(土)
この日は八王子で東京きのこ同好会の「梅雨時のきのこ観察会」がありました。
小雨決行なのですが、この日は小雨ではない結構な雨降りだったのです。
雨を見て急にテンションが下がった家内は、「誰も来ないから行くのを止めようよ!」とまるで行く気が無い。
でもこんな雨では、あの根性入りまくりの会員の方々が来ない訳が無いことを、私は知っています。
彼ら&彼女らは、台風でもきっと来る筈だもの(笑)。
家内の尻を叩いて何とか行ってみたら、案の定~♪♪ 31人も集まって大盛況!!
会長と世話人様の挨拶と注意の後、早速3班に別れ、結構な雨の中、班別に違うルートでキノコ探索開始
随分キノコが出ています。
これはオオホウライタケ(下写真左:傘表、右:傘裏)。
毒はなく一応可食なようですが、多分誰も食べません。
アンズタケ(食菌)(下写真左)とカレエダタケ(可食)(下写真右)
ホウキタケの仲間と思ったのですが、カレエダタケと鑑定されました。
ノボリリュウタケ(可食)(下写真左)とキツネタケの仲間(下写真右)
現時点で私には、キツネタケ、オオキツネタケ、カレバキツネタケ(いずれも可食)の見分けが出来ません(笑)
オチバタケの仲間、多分ハナオチバタケ(下写真左)とカレエダタケモドキ(不食)(下写真右)
アワタケ(食菌)?(下写真左)とマンネンタケ(霊芝)(下写真右)
ヒロヒダタケ(毒菌)(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ニセショウロ属の一種(下写真左)とアイタケ(食菌)(下写真右)
不明イグチ(下写真左:傘表、右:傘裏)。
多分キアミアシイグチかミドリニガイグチ? 雨で濡れていて、色も変色しがちです。
お昼を食べた後は、それぞれ採ってきたキノコを広げて、先生方が分類、鑑定をして行きます(下写真)。
鑑定の後は、鑑定を行った講師の先生方から、キノコの判定に関する色々なお話をして頂き、閉会となりました。
講師の先生方、世話人の方々、大変お世話になりました。
とても勉強になって、知識も増えるに従い、ますます判らなくなって来ている自分が居ます(笑)
大雨にも関わらず、大変盛況な観察会で、参加者の熱気で帰りには雨も上がりました(笑)。
自宅の近くで、行きに見つけていたタマゴタケを、帰りに採取しました(下写真)。
これはこの日の夕食のスープになりました。
7/6日(日)
この日は週末の散策日。
暑いですから、山のルートは避けて、キノコを観察しながら軽い散策コースを巡ることにしました。
コースは高幡不動尊の裏山から南平の市街に抜け、かたらいの路で多摩動物園の裏山を通り、平山城址公園入口手前から季重神社、神社右脇を下り、平山緑地を抜け、宗印寺、平山城址公園駅までのルート。
イグチ類は随分発生していましたが、雨の翌日なのでまだ地面も湿っており、グズグズになっているイグチが目立ちました。
傘裏がヒダなのにイグチの仲間のキヒダタケ。(下写真左:傘表、右:傘裏)。
以前は食菌の扱いだったようですが、人によってか、又は食べ方のせいか食当りの例もあるようで、食べるには注意が必要なようです。
これはオクヤマニガイグチ(食不)、それともコビチャニガイグチ(食不)?
最近この2種の違いがますます判らなくなりました。(下写真左:傘表、右:傘裏)
苦い方がオクヤマニガイグチですから、ちょっと齧ってみれば判ったかもしれません(笑)。
コテングダケモドキ(毒菌)。(下写真左:傘表、右:傘裏)
不明菌、傘表がササクレ状です。
アセタケの仲間でしょうか?コバヤシアセタケのようにも見えます。(下写真左:傘表、右:傘裏)
チャニガイグチ(食不)でしょうか。(下写真左:傘表、右:傘裏)
ヌメリニガイグチ(食毒不明)。(下写真左:傘表、右:傘裏)
アンズタケ(食菌)もありました。(下写真左:傘表、右:傘裏)
イボタケの仲間(下写真左)と、アラゲキクラゲ(食菌)(下写真右)。
アラゲキクラゲは当然ゲットです♪
タマゴタケ(食菌)もあちこちに生えていました(下写真2枚)。
迷わずゲットです♪
徳利みたいな形状で凄い迫力なオオオニテングダケ(食毒不明)。
初めてみました。持ってみたら重さもズッシリ(下写真2枚)
キニガイグチ(食菌)でしょうか?(下写真左:傘表、右:傘裏)
ちょっと傷つけるとあっという間に毒々しい青色に変わるアメリカウラベニイロガワリ(下写真左:傘表、右:傘裏)
でも美味しい食菌ですから、これはゲット♪
ウコンハツ(不食)(下写真2枚)
ノウタケ(食菌)(下写真左)とテングツルタケ(下写真右)。
テングツルタケは可食のようですが、猛毒菌の多いテングタケの仲間で、紛らわしいキノコも多いのですから、食べないのが賢明です(笑)。
ブドウニガイグチ(不食)(下写真左)と、こちらは多分ミドリニガイグチ(可食)かなぁ(下写真右)。
この日、採取して来たタマゴタケ(下写真)は、
やはり採取してきたアラゲキクラゲと一緒に夕食の美味しいスープになりました(下写真)。
一方、アメリカウラベニイロガワリ。
身は鮮やかな黄色なのだけれど、こんな風にちょっと裂いただけで、あっという間に毒々しい青色に染まります(下写真左)。
虫出しのため塩水に漬けると、青色が溶け出し水も真っ青。傘表も青黒くなって(下写真右)、大抵の人はここで食べるのを断念する筈(笑)。
ところが、この虫出しをしたアメリカウラベニイロガワリを茹でるに従い、どんどん青色は消えて、傘色も美味しそうな焦げ茶色に変わります。
スライスしてみると、身は綺麗な黄色に戻っていて、とても美味しそうな外観に変わっています。
名前通り、ほんとに変わり身の早い奴(笑)。
スライスしたアメリカウラベニイロガワリが熱いうちに、醤油、本味醂にそば汁少々、好みにより酢を加えた漬汁に漬けて、夕食のツマミが出来上がり(下写真)。
他のイグチには無いコリコリ感が、とても美味しいキノコです。
でも、バライロウラベニイロガワリという強い毒を持った似たキノコもあるので、要注意。
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