続26・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
7/8日(火)
雨続きで、なかなかMyキノコスポットを確認に行けません。
やっと晴れた一昨日(日曜)は散策で遠出。
ようやくこの日の昼休みに、今期初めてMyスポットのキノコチェックに行きました。
自宅周辺を見る限りはキノコの発生は少なく、ようやくここ2、3日でポツポツ出てきたかという感じだったのです。
Myスポットを一通り辿ったのですが、随分発生しています。
この時期、このイグチはあちこちで見ます。
オクヤマニガイグチ(不食)なのかミドリニガイグチ(不食)なのか、管孔を傷つけての色変は無し。
齧って苦ければオクヤマニガイグチに決定だけれど、どちらも不食だから・・・どっちでもいいか(笑)。
まあ、多分オクヤマニガイグチだと思います(下写真)。
これは多分カレバキツネタケ(下写真)。
食べられるとの記述も見ますが、食べたくな~い(笑)。
これはアワタケ(食菌)かその類?
興味の無いキノコは推定も当てずっぽう(笑)(下写真)。
タマゴタケ(食菌)を発見。これは当然ゲット(下写真)。
緑色のハツタケの仲間。
カワリハツの緑色版か、クサイロハツかウグイスハツのどれかでしょうね
どれでも可食のようですが、これもちょっと食べたくはな~い(下写真)。
クサウラベニタケ(毒菌)も随分発生していました(下写真2枚)。
見かけは美味しそうなんだけどなぁ・・・中毒例が多いキノコです。
ヤマイグチ(食菌)か又はスミゾメヤマイグチ(食毒不明)。
切ってみて、赤っぽい色から黒へと色変があればスミゾメヤマイグチの方で、なければヤマイグチだそうだが、どちらにしても興味は無いので廃棄(笑)。(下写真)
アカヤマドリ(食菌)も出ていたのだけど、ちょっと育ち過ぎ・・かな。
虫もいなさそうだし、まだ食べられなくは無いが、アカヤマドリは元々それ程好きじゃないので廃棄(下写真2枚)。
ヤマドリタケモドキ(食菌)も随分出ています(下写真4枚)。
一番のポイントに着いたら、ヤマドリタケモドキはもう爆発状態で、育ち過ぎも多い。
雨続きで駄目で、やっと確認に来れたと思ったら、既に爆発状態で、育ち過ぎってのは、ちょっとひどいゾ。(^^;ゞ
これもみんなヤマドリタケモドキだけれど、ちょっと育ち過ぎが多い(下写真)。
取り合えず良さそうなやつだけ採ってきたけれど、6kgもありました。
左下のタマゴタケ1本を除いて、み~んなヤマドリタケモドキ(下写真)。
良さそうなところをお友達にも送って、当座食べる分以外は、自作ディハイドレーターで乾燥。
虫食い部分を随分捨てて、管孔部分も取り除いたせいもあるけれど、乾燥したらたったこんな量(138.9g)です(下写真)。
7/10日(木)
この日は超大型台風8号が来るので大雨かと思っていたら、午前中は日が差しているし、雨が降らないうちにと、お昼休みに急いでキノコチェックに行ったのです。
実は8日にキノコチェックをした時に、まだ小さすぎるタマゴタケの幼菌を3個ばかり採らないで残して置いたのです。
それを採るのが目的だったのですが、オーマイガ!!採られてますがな! \(*`∧´)/ ムッキー!!
それも、ちゃんとツボを毟って残してますから、子供ではなく、明らかにタマゴタケと知っての狼藉ですナ。
・・・やっぱりコンペジターが居るんだ。
気を取り直して、ヤマドリタケモドキの方を探したら、また新たに発生したものがそこそこ出ています(下写真)。
良さげなものを採取しました。
近くの木の根元に不思議なものを見つけました。
どうみてもチチタケ(食菌)に見えます。
私の近所でチチタケが採れなんて、ビックリです(下写真:1枚目は傘表、2枚目は傘裏、3枚目はチチが出た様子)。
この日の収穫は、ヤマドリタケモドキがそこそこ、タマゴタケ、チチタケが1個づつ(下写真)。
チチタケはナスと炒めてチタケ汁にしてみたけれど、小さいチチタケがたった一個だもの、チチタケからの旨みがどれほど出たのか・・・・まぁ旨かったけど(笑)。
7/12日(土)
この日は週末の散策日。
先週は平山城址公園駅が終点だったけれど、この日は平山城址公園駅から散策開始。
季重の道を通って平山城址公園へ、広い平山城址公園の中を西園から東園までの全域を網羅し、その後京王堀の内駅まで、柚木の牧場脇を通る散策ルート。
自宅から、最寄の駅まで行く間に、もうタマゴタケを発見(下写真)。
ここはMyキノコスポットの一つです。
このまま置いていくと、タマゴタケは目立つので、いらぬコンペジター増やしてしまいかねません(笑)。
取りあえずゲットして証拠隠滅してから、最寄の駅を目指します(笑)
予定の散策ルートに入ってすぐ見つけたこのイグチ(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
一瞬、褐色の強いヤマドリタケモドキだと思って、収穫したのですが、何だか何処と無く違和感があるのです。
傘表もデコボコじゃないし・・・といってもそんなヤマドリタケモドキも随分あるし。
傘色も随分濃い茶色だし・・・といってもそんなヤマドリタケモドキも随分あるし。
柄の網目が少し不明瞭・・・といってもそんなヤマドリタケモドキも随分あるし(笑)。
傘の綺麗さや網目の不明瞭さはむしろヤマドリタケ?・・・でも、この辺にはヤマドリタケは無いし。(・_・?)
管孔は白(実物は写真よりずっと白く見えます)、色変性はないような・・・
後で確認するため、取りあえず採取していくことにしました。
これはミドリニガイグチ(可食)・・・でしょうね(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
持って帰って、味を確かめてもいいけれど、この日はパスしました。
ニオイワチチタケ(食不)(下写真左)とタマゴタケ(食菌)(下写真右)。
ニオイワチチタケはチチタケ属のキノコで、匂いを嗅ぐとかれい臭、いやカレー臭(カレースパイスの匂い)がするので、同定が容易です。
タマゴタケはあちこちに生えていて、見つけ次第ゲットです♪
これは多分、キニガイグチ(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
ニガイグチの名前がついているけれど、苦く無いキノコの筈で、実際少し齧ってみたけど、全く苦くないゾ。
結構美味しそうだけれど、この日はパスして廃棄。 そのうち味を確かめようと思います。
これは、一体何と言うキノコなのでしょうか?(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
色を除けばオオツルタケ(毒菌)又はツルタケ(食菌)にそっくりで、傘には条線、ツバはなく、ツボがあり、柄にはダンダラが有ります。
珍菌のアオミドリタマゴテングタケとは、明らかに傘の条線とツバの有無などで一致しません。
明らかにツルタケの仲間だけれど、青灰色とでも言うべきか、こんな色のテングタケ属なんて、見たことも無い!!
知っている方、誰か教えて!
コガネヤマドリ(下写真左)とヤマドリタケモドキ(下写真右)。
これは、どちらもゲットです♪
この日の収穫。
沢山のタマゴタケ(下写真左)、コガネヤマドリが3本(下写真中央)、ヤマドリタケモドキ(下写真右)、そしてとり合えず確認のため採ってきたヤマドリタケモドキ似の不明イグチ(下写真右上)。
ヤマドリタケモドキ似の不明イグチは、管孔の散策中の揺れで傷ついた部分に褐変が出ていて、明らかにヤマドリタケモドキとは異なっています。
採取時には素早い色変は無かったのですが、管孔には緩やかな色変性があるようです。
柄の網目もヤマドリタケモドキと異なって、少し不明瞭ですが、チャニガイグチ程度の柄の濃さもありません。 褐変性や色からはチャニガイグチが推定されますが、外観の印象はチャニガイグチとは異なって、傘色が濃い褐色タイプのヤマドリタケモドキのような印象です。
少し切り取って、オリーブ油でソテーして味を確認して見ました。
食べられない程の強い苦味で、これは当然ヤマドリタケモドキとも違うし、チャニガイグチとも違います。
傘色が濃い褐色タイプのヤマドリタケモドキに、外観がとても似ているニガイグチ不明種があるということなのでしょうね。
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